赤ちゃんが泣くのは、ごく当たり前のことです。言葉を使って自分の気持ちやニーズを伝えることができないため、泣くことが唯一のコミュニケーション手段です。
しかし、ママパパしては赤ちゃんが泣き続けるのを見ていると、心配や不安が募ることもあるでしょう。特にはじめのうちは、どうして泣いているのかわからず戸惑う事も多いと思います。
赤ちゃんが泣くときは様々な理由があります。主な理由と特徴を覚えておきましょう。
赤ちゃんが泣く理由
1.おむつが汚れている
泣きだしたらまず、おむつをチェックしてみましょう。おむつが濡れていたり汚れていたりすると、不快感を感じて泣くことがあります。おむつを交換してあげると、泣き止むことが多いです。
2.おなかが空いている
特に母乳の場合は消化が良いため、頻繁にお腹が空いてしまいます。特徴としては、普段よりも激しく泣く、落ち着くを繰り返します。また、落ち着いたときに指をしゃぶったり、口に触れたものを吸い付いたりするようなしぐさも目立ちます。授乳のタイミングを確認し、問題のない間隔であれば、授乳を検討してみてください。
3.眠いとき
ママパパの服や布団に顔をこすりつけていたら、眠くて泣いているサインかもしれません
眠気による不快感で泣いてしまうことがあるようなのです。静かな場所で抱っこをして寝付かせてあげましょう。
4.暑い・寒い
赤ちゃんは環境の変化に敏感です。適切な室温で快適に過ごせるように、衣服や室温を調整してください。特にここ最近の夏場は猛暑が続きますので、熱中症にも注意しましょう。
- 夏場:室温は26℃~28℃、湿度は50%~60%を目安とするとよいでしょう。
- 冬場:室温は20℃~23℃、湿度は40%~60%を目安とするとよいでしょう。
5.ゲップやおならができない
急に泣き出したりした場合は、おなかの張りをチェックしてみましょう。おなかが張っていたらゲップやおならが上手にできていないのかもしれません。優しく背中をさすったり、お腹のマッサージや足の体操も効果的です。
いろいろ確認したのに泣き止まないときは
別の記事でも私なりの裏ワザをまとめてみましたので、是非参考にしてください。
たいていの場合は、上記のような原因を除いてあげてば泣き止むと思いますが、何をしても泣き続けたり、いつもと違って様子がおかしいようでしたら、かかりつけのお医者さんに相談しましょう。
気をつけながらも時には息抜きを
赤ちゃんにとって泣くことは悪いことばかりではありません。泣くことによってストレスを発散させたり、体を動かすための運動の要素でもあるのです。たくさん泣くことが成長の証でもあります。不安や心配が先行してしまうこと多いですが、時には距離を置くことも大切です。
- 赤ちゃんを安全な場所に寝かせる
- 赤ちゃんから離れてコーヒーを飲んだり、好きな音楽を聴いてリラックス
- 少ししたら戻って、赤ちゃんの様子を確認
はじめのうちはママパパ自身が焦ってしまったり、イライラしてしまうこともあるかもしれませんが、落ち着いて赤ちゃんに寄り添い、元気な子に育てていきましょう。